プラーク(歯垢)の正体をご存じですか?



 むし歯や歯周病の原因、お口の中の万病のもとがプラーク(歯垢)です。だれの口の中にもプラークはあります。色は歯と同じ白い色をしていて、一見ついているかどうか、わかりにくいものです。
 市販のプラーク染め出し液を使用することで、歯にプラークが付着している様子は見ることができます。
(図1:染め出し前、図2:染め出し後)
 プラークはただの食べかすではなく、そのほとんどが細菌でできています。この細菌が、むし歯や歯周病をひきおこすのです。プラークの中は、いろいろな菌が層をなして、バイオフィルムという構造体を作っています。また、水に不溶性の物質を含んでいて、うがいでは取り除くことができず、消毒薬もあまり効果がありません。
 歯の同じ場所にずっとプラークが付着していると、だんだん悪い菌が増えていきます。そして、歯や歯肉を破壊してゆくのです。
 歯や歯肉に細菌が悪い影響を及ぼさないようにするには、歯ブラシなどの器具を使って、歯についたプラークを落とし、細菌の量を減らさなくてはなりません。
 これを私達は「プラークコントロール」と呼んでいます。

図1   図2
 
一見何も付いていないように見える前歯。   染め出してみると歯と歯の間や歯と歯肉との境目に歯垢がついています。            
よく見ると歯垢の多くついている下の前歯は、歯肉が腫れています。


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