ゴールドの真価は?



詰めものやかぶせるものはゴールド(金)が良いと聞きますが、本当なのですか。 ゴールドは貴金属の代表ですが、この金属のよい点は、金属自体のもつ優れた性質と、歯に詰めたり、かぶせたりしてから生体内で安定することの2点です。歯に詰める金属は、硬すぎても軟らかすぎてもよくないのです。理想的な硬さは、天然の歯と同じ硬さなのですが、金属の中では金がそれに非常に近いのです。

歯と同じ硬さだと、歯がすりへるときに一緒にすりへってしまうのではないですか。 それは結果としていえば素晴らしいことなのです。環境(身体)の変化に近づいていける生体材料(金属)が実は最高なのです。口の中で使用される金属としては、酸化物(錆びること)が身体のためによくないのです。でも、金は長い間水の中につけておいたり、繰り返し温度変化を与えても錆びることはありません。

そういえばお酒に入っていたり、ケーキの上に金箔がのっていたりしますよね。 金は生体材料の中でもっとも安全だというのが優れている点でしょうね。ただ、金自体のもっている優れている性質も重要ですが、それよりも、削った部分にピッタリと合うものを作って正しく装着し、かみ合わせの調整と磨きをいかによくするか、あるいは患者さんがその後のプラークコントロールをいかにきちんとできるかのほうが重要なんです。そうしないと金を使う意味がないんですよ。

はい、よくわかりました。


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